朝のテレビの情報番組では未だにやっているんでしょうか?12星座の占いや血液型の占い。信じるも信じないも見る人の勝手なんでしょうけど、放送されていれば見てしまうし、自分に当てはまる部分が気になるのは心理ですね。ただ、街にいる人を見渡して、1/12のラッキーアイテムがハンカチで、1/12の人が忘れ物に注意なんていうのは、全くもってナンセンスなお話でしょう。それが1/365だとしても関係ない。
浪人生のときに「今日のラッキーカラーは白」と言われて、白いメガネをかけて出かけたら、どこかに忘れてくるという、メガネユーザーとしてはわけがわからないミスをしたことがあるので、占いはこりごりなんです。
最近流行りの一粒万倍日に宝くじを買うというのも、その日に買った人が全員当たるわけじゃないのにね。でも、分かっていても買ってしまう。それだけみんな何かに頼りたいということなんでしょう。なんだかんだ私も買うし。
一方、風水で会社のレイアウトを決めた、とか、毎年、恵方に向かって開運旅行に出かけているとか、そういう話をする会社の社長にも会うことがあるわけで、それが本当に会社の命運を決めているかわからないけど、そういうことってあるのかな?と思います。実際のところ、使いづらいレイアウトかもしれないし、旅行先でトラブルに会うかもしれないけれど、そこでの経験が次の何かに役立つかもしれないって、ポジティブな考え方が、社長を社長たらしめているのでしょう。
昨年、2023年の開運本を購入しました。ベストセラーのやつ。結局、毎日開いては、今日の運勢や注意事項を見ています。占いはこりごりと書いたそばから「なんだよそれ」と言われそうですが、やっぱり何かに頼りたい、一市民なのです。